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2015年6月 9日 (火)

田沼意次候の本

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平岩弓枝さんの『魚の棲む城』と、山本周五郎さんの『栄花物語』を完読。

どちらも田沼意次候が主役…しかも好人物として描いています。

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『魚の棲む城』は、田沼意次候の幼馴染を中心に物語が展開します。

主人公たちの行動に歪みや迷いが少なく、さわやかな印象。

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『栄花物語』の方は、時代に蹂躙されていく様々な人々の描写が交錯し、

正直、後味が悪い読み応えでした。

田沼意次候については、時代と共に評価が変わってきていますよね?

自分の学生時代の授業では、賄賂政治の事だけを教わった記憶があり、

TVドラマの『江戸の鷹』でも、悪役扱いでした。

ところが、池波正太郎さんの『剣客商売』では、主人公たちの後ろ盾として

肯定的に描かれていますし、

みなもと太郎さんの『風雲児たち』でも、平賀源内たちをサポートする

好々爺として活躍します。

石田三成候と同じく、時の為政者たちによって、悪役と吹聴された人物なのでしょうね。

勿論、政治家ですから、清濁呑み下した様な、巨星であった…と思えるのです。

…『風雲児たち』、途中しか読んでいないんですよ。

源内先生の件から、意次候の失脚辺りまで・

全部読みたくなっちゃったな。

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